Python での平方根

1. Python で数値の平方根を計算するには math.sqrt() を使用する
2. Python で数値の平方根を計算するには pow() 関数を用いる
3. Python で数値の平方根を計算するには**演算子を使用する
4. Python で数値の平方根を計算するには cmath.sqrt() を使用する
5. Python で数値の平方根を計算するには numpy.sqrt() を使用する

与えられた数について、その平方根は、その平方根がこの数と等しい数です。

Python では、組み込みの関数や演算子を使って数値の平方根を計算することができます。

Python で数値の平方根を計算するには math.sqrt() を使用する

math モジュールには、Python で数学的な操作を行うためのさまざまな関数があります。関数 sqrt() は正の数の平方根を返します。例えば、

import math

print(math.sqrt(16))

出力：

4.0

この関数を使って数値のリストの平方根を計算することもできます。for ループを使ってリストを反復処理し、各要素に math.sqrt() 関数を適用します。以下のコード例を参照してください。

import math

a = [4, 2, 6]
b = []

for i in a:
    b.append(math.sqrt(i))
print(b)

出力：

[2.0, 1.4142135623730951, 2.449489742783178]

Python で数値の平方根を計算するには pow() 関数を用いる

数の平方根は 0.5 乗まで上げた数以外の何物でもません。Python の pow() 関数は、指定した乗まで上げた数値の値を返し、以下のように数値の平方根を計算するのに用いることができます。関数 pow() の最初のパラメータは基底、2 番目のパラメータは指数です。

print(pow(9, 0.5))

出力：

3.0

Python で数値の平方根を計算するには**演算子を使用する

演算子 ** は pow メソッドと同じ機能を果たす。これを使って以下のように数値の平方根を計算することができます。

print(9 ** (0.5))

出力：

3.0

Python で数値の平方根を計算するには cmath.sqrt() を使用する

cmath モジュールには複素数を扱うメソッドがあります。cmath.sqrt() は負数や虚数の平方根を返します。例えば、以下のようになります。

import cmath

x = -16
print(cmath.sqrt(x))

出力：

4j

Python で数値の平方根を計算するには numpy.sqrt() を使用する

numpy.sqrt() メソッドは、リストや配列のようなデータオブジェクトの全要素の平方根を一度に計算することができます。これはすべての要素の平方根を含む配列を返します。例えば、

import numpy as np

a = [4, 2, 6]
print(np.sqrt(a))

出力：

[2.         1.41421356 2.44948974]