Git でタグを削除する

Azhar Bashir Khan 2023年1月30日
  1. git tag -d を使用して Git のローカルタグを削除する
  2. git push を使用して Git のリモートタグを削除する
Git でタグを削除する

このチュートリアルでは、Git でタグを削除する方法を学習します。

Git のリポジトリでタグを使用して、製品リリース、機能リリース、バグ修正などの特定の機会をマークします。また、タグを使用して、いくつかの重要なコミットに情報を追加することもあります。

場合によっては、以前に追加したが関連性がなくなったタグを削除したいことがあります。これを例を挙げて説明します。

タグは Git ではローカルでもリモートでもかまいません。

git tag -d を使用して Git のローカルタグを削除する

rel1.0 という名前のタグがあり、不要になり、削除したいとします。次のように削除できます。

$ git tag -d rel1.0
Deleted tag 'rel1.0' (was 103a234)

-d オプションを指定した git tag コマンドは、ローカルタグを削除するために使用されます。リポジトリに存在しないタグを削除しようとすると、次のエラーが発生します。

$ git tag -d rel1
error: tag 'rel1' not found.

次のように、リポジトリ内の既存のすべてのタグを一覧表示することで、タグの削除を確認できます。

$ git tag -l 
<empty>

git push を使用して Git のリモートタグを削除する

リポジトリに prod1.0 という名前のリモートタグがあるとします。--delete オプションを指定した git push コマンドを使用して、リモートタグを削除できます。

$ git push --delete origin prod1.0

To https://github.com/myrepos/prod.git
 - [deleted]         prod1.0

場合によっては、ブランチと同じ名前のタグがある場合があります。このような場合、次のように、--delete オプションの代わりに refs 構文で git push コマンドを使用する必要があります。

$ git push origin :refs/tags/prod1.0

To https://github.com/myrepos/prod.git
 - [deleted]         prod1.0

したがって、Git リポジトリ内のローカルとリモートの両方のタグを削除する方法について詳しく説明しました。

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